Kevin Hays & Gregoire Maret DUO!

皆様、こんにちは!

今回は、NewYorkから来日の素晴らしいDUOのライヴレポートです!

昨夜、京都@ルクラブジャズにて行われた

Kevin Hays (pf,org,vo) & Gregoire Maret (hca)  DUO

ハーモニカとピアノというジャズとしても珍しい編成でのライヴを聴けるのは
とても貴重な機会。まして、京都で聴けるなんて!
...ということで行ってまいりました!



ハーモニカ奏者 グレゴア・マレ(←こんな風に読みます)

スイス出身でNYで学び、今や世界中のジャズフェスや様々なミュージシャンとの
ツアーに飛び回り、Toots Thielemans 以来のハーモニカ奏者と言われています。
○○以来..と単純にご紹介するのは失礼では?と思うほど
自身の音楽性を持っての、ジャズらしいインタープレイもさることながら
その演奏テクニック、音色の細部に渡って素晴らしいプレイでした。

「どうやってるのだ??それ」
と思う、筆者にとっては謎のテクニック...。満載(笑)

ちなみに、演奏中以外のご本人はとても穏やかでもの静かな方でした。




ピアニスト ケヴィン・ヘイズ
NYで学生の頃から同世代の Brad Mehldau らと共に注目され瞬く間に世界を
飛び回るピアニストに。今回も京都の前にタイのジャズフェスへ行かれてました。
自身のトリオや様々なミュージシャンのピアニストとしても来日ツアーを行って
おられます。現代ジャズシーンにおいては世界中のプレイヤーが尊敬し憧れる
美しいピアノプレイは必聴。

そして...

関西でも珍しいハモンドというオルガンを常設しているルクラブジャズ
ならではの、ケヴィンのオルガンプレイもたっぷり聴けました!

これだけの音楽性を持ってすれば、なんでもできるのかしら?

今回のツアーでの演奏は...

◎自由なDUO、シンプルだけど深い
◎ハーモニカとのインタープレイ
◎オルガン(お店にあればですけど)

そして...

◎ケヴィンの歌!!!

が聴きどころかと。



数曲、歌っておられました。
ストレートな歌詞表現の唱法から、サウンドの中の音としての唱法
どちらも声(音)を素直に扱われ、すっと心に馴染むように入ってくる名演でした。
パットメセニーの曲に自身が歌詞をつけたという曲も!

そんな二人のDUO公演は今夜が第二夜!8時から!
こんな演奏が京都で聴けるなんて◎

今からでも間に合う方は是非、行かれてみてはいかがでしょう?
ルクラブジャズサイト


ちなみに
2月のNYミュージシャンの公演はもうひとつ!

19日(月)20:00 @ルクラブジャズ
GTO Trio
Gadi Lehavi (p)   Tal Mashiach (b)   Ofri Nehemya (ds)

これもまた楽しみです◎


最後に...
彼らを毎月受け入れておられるお店、そして公演のオーガナイザーの方々の
仕事ぶりとても感銘を受けました。
毎月、こういったツアーを継続することの難しさ大変さ、その現実
やはり音楽を愛してる人にしか成し得ないことと思います。
KMCとしての今後の活動を考えるのに、多く学ばせて頂きました。
ありがとうございました。

Written by KMC-ya

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